Hirotoによる音源紹介 2
- Hiroto
- 2019年7月21日
- 読了時間: 3分
長らく期間が空いていましたね。
では、さっそく紹介していきます。(汗
ちょっと、気合入れますね。
これだッ!!
ORCHESTRAL SWARM
そう!すうぉぉぉむです。最近、新しく買った音源なんですが、海の音を感じさせるサウンドらしいので購入してみました。みなさん実は聞いたことがあるかもしれない音源なんですが、BBCが放送していた Blue Planet Ⅱ というドキュメンタリーをご存知でしょうか?NHKでも放送されていたのですが、実はこの音源それに使われています。(もちろん曲の一部にね)
何はともあれ、聞いてみたほうが早いよね。
東方のラストリモートのオーケストラアレンジです。
Hyronっていうのは僕のことです。(笑
がっつり自分の曲を宣伝している気がしますが気にしないこと。
冒頭のカランカランしたストリングスのピチカートの音とか少し寒そうな音のウインズとか、、あっちこっちに使ってやりました。とりあえず、不規則なリズムを刻む音は全部こいつです。(笑
この曲では、前に紹介した Hollywood Orchestra とまだ紹介していない Hollywood Choir と今回の Orchestral Swarm で作りました。
Spitfire Audio というメーカーの音源で他にもAlbionシリーズやSymphonicシリーズがオーケストラ界隈では有名ですね。個人的にはあと Albion Ⅴ Tundra と Hans Zimmer Strings が欲しいですね。(笑
月一で何かしらの音源が30%Offになる点も魅力的です。
話を戻しますがこの音源、使ってみると結構癖の強い音源でした。基本的には効果音的に使うかテクスチャー的に使うかのどちらかになります。音がそういう感じなんですよね。

操作画面はこんな感じです。Kontakt音源なので操作はしやすいです。
問題はアーティキュレーションで、 Short Swarm とか Spicc Sul Pont とかいろいろよく分からない技法ばかりで困惑します。僕の知識不足で本当はこんな演奏方法があるのかもしれませんが、控えめに言って、、、ワケガワカラナイヨ。
前回紹介した Hollywood Orchestra の方だとアーティキュレーションは名前や音にアレンジがないので名前を見たらすぐに何の音かが分かりますが、Swarm は名前を見ただけでは分かりにくいだけではなく音も特殊。ただ、音のリアルさは Swarm の方がやや上のような気がします。素の音という印象を受けます。
また、この音源のコンセプト通り、海の情景を髣髴とさせる音でもありますね。Swarm という単語が意味するように、うじゃうじゃした音なんですが、むしろそのダイナミックでリズミカルな感じがすごくいい感じです。おすすめの奏法は Whisper Swarm です。僕の曲の一番最後の部分とかが分かりやすですよ。かすんだ繊細な音がすごく自然っぽさを感じさせます。
今回紹介した音源はかなり上級者向けの音源でしたね。使いどころがかなり限定されるとは思いますが、上手くマッチすれば曲を聴いただけで自然と曲の情景というものが伝わるような可能性を秘めた音源だと思います。Spitfire Audio の音源は楽器の良さがよく分かるものばかりなのでオーケストラ音源が必要な時は視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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